難しくなってきた店舗の人材確保に何が出来るでしょうか
- MASAHIRO TERAYAMA
- 2024年9月3日
- 読了時間: 3分

飲食・物販・サービスどの業種でも等しく求人をしても店舗の人材を確保する事が難しくなってきている事と思います、人材不足になっている要因として
給与や休日などの待遇が良く無い
クレームの矢面に立つなどストレスが掛かる
長時間労働や休日の不規則さ
体力的なきつさ
などが良く挙げられていますが、要約すると得られる収入と提供する労働力のバランスが悪く働く魅力が薄まっているからとも読み込めます
バランスを改善し(収入を増やす)魅力を上げていこうと商品の価格を上げるにも段階や限界があると思われますし、昨今の光熱費等の高騰にて既に固定経費は上昇し人件費に回す余裕が無くなっている店舗も有ろうかと思います
では逆に労働力を下げる事は可能なのでしょうか?消費者に今まで通りの商品・サービスを提供する事を前提に考えますと取れる手段は多くありません
スタッフ一人一人の労働を下げるとそれを補う為に新たな労働を組み込まなくてはならなくなります、±0では収まらなく人件費が増える結果になってしまいます
人件費を抑える為に既にオペレーションはシステム化もされている事でしょう、労働の簡素化を図り幅広く多くの人に働いて頂けるシステムにも限界があります
将来の独立を夢見て自分を磨く目的で働く人はそれこそ希少な存在となっています
それでは残された手段として何が有るのでしょうか?
それはスタッフのストレスを出来るだけ取り除いてあげる方向しか無いのではないでしょうか、いわゆる働き方改革に因んで働き易い環境(職場)です
店舗スタッフのストレスには何があるのでしょう
お客様対応のプレッシャー(クレーム含む)
長時間労働と不規則なシフト
売り上げ目標
体力的な負担
職場内の人間関係
これらが挙げられていますがダントツ1位はお客様対応のプレッシャーのようです
昭和的な発想では接客業にはどれもつきものの事でそれがストレスならば接客業なんか辞めてしまえで片付けられてきたような内容と思われるかもしませんが令和では対人へのストレスは大変大きな要素になります
取り急ぎ良い解決方法が見つからない場合にはスタッフの休憩室を整備し、接客で疲れた精神を一度リセット出来る環境を作るのも一手かもしれません
どこをどう手を加え働き易い環境を作るかは各企業によってまちまちになるかと思いますが、永続的な店舗運営を行う為には取り組まなくてはならない課題と思います
特に外国人労働力も少ない東北地方では急ぎ給与以外の魅力を告知・PRしてゆく必要があるように感じております
われわれ弊社のメンテナンス課でも修理以外でも皆様の店舗の働き易い環境作りに何が出来るかを模索してまいりたいと考えております
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