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店舗の雨漏れ



台風10号 雨漏れ

台風10号(サンタン)が近づいてきましたね

勢力がとても強く甚大な被害が予想されています


東北には先日台風5号(マリア)が東北に上陸し大雨による被害が出たばかりです、ロードサイド型の店舗では大雨による雨漏れ被害が出た店舗も多数出てしまいました


雨漏りの修理は雨漏りの原因を特定さえ出来れば修理は金額の大小はあれど可能ですが、問題となるのが雨漏れの原因を特定する事なんですよね

原因の特定を難しくしているのが実際に漏水してくる場所と雨漏れしている場所が違う場合がほとんどである点です


店舗の中に居て漏水している場所の天井材を剥がして天井裏を見ても天井裏の骨組みを水が伝わってきていて建物のどこから侵入してきているのか見つけ出すのがとても難しいのです

天井裏に何もない広い空間があれば突き止める事ができると思うのですが、現実には骨組みがあり電線があり空調ダクトがある場合もあります

それらは水に取って障害物であり、その障害物にいったん溜まりそこから四方八方へ低い方へ低い方へと流れていくので本当の雨漏りを引き起こしている場所が判りにくいのです


天井裏で人が自由に動き回れるほどの空間があれば探し出すのは難しくはありませんが、たいていの天井裏は人が動き回れるほどの空間を持ち合わせていないので予測をたて天井に穴を開け続けなくてはなりません

当然、営業に支障をきたしますので穴を開け続け原因を探し出す事にブレーキが掛かってしまいます、そこで現状付いている点検口や大型の埋め込み型照明器具を外し出来るだけ広範囲の天井裏を目視して情報を集めるしか方法がないのです


そして大抵の雨漏りは通常の雨振り程度では症状が出ず、台風や強風を伴う雨降りの時に出てくるパターンが多いです

通常の雨降りでも雨漏れが出る場合は比較的に容易に原因特定に繋がる場合が多く、また修理もコーキング充填や部分的に防水処理を施す程度で治る可能性が高いです

通常の雨降りで漏れてくる場合は青天時に屋根や屋上の登って目視でも見つけられる場合が多いからです


問題は台風時・強風時の雨の場合です

これは強風により横殴りの雨や吹き上がる雨が相手となります

一般の住宅と違いロードサイド型の店舗は水が侵入する可能性がある場所が多いですし、まさかこんな場所から?と思う場所が原因の時も思いの外多かったです

折板屋根の場合は特に隙間が多い構造ですので無数に可能性があるといえます

強風を伴う雨の場合にはどうしても内部から雨漏れの原因を特定せざるを得ません


強風を伴う雨漏れは本当にやっかいなんですよね

修理よりも調査の方が時間が掛かりますし、人が動くということは費用も発生してしまいますし、かと言って確実に特定できる保証も無いという三重苦のような状態です

東北の場合ですと台風や強風を伴う雨が降る頻度が低いこともあり原因究明を諦め、その都度応急処置だけで済ませている店舗も多いかと思います


それでも営業に差し障りが出ないように天井裏の水が伝わる場所へバケツを仕込んだり、排水経路を作り本来の解決は諦めるものの少々の雨漏り程度では営業に支障が出ないように応急処置をされるのも一つの解決策のように思います

どうしても完全に修理をしたいのであれば応急処置を施してから時間を掛け原因を究明して行き修理する事もできますので


弊社のメンテナンス課では雨漏りの応急処置や雨漏りの修理も対応できますので、修理業者さんとの細かな打ち合わせや進捗状況の確認をお店のスタッフさんを煩わせる事無く責任持って進めますので皆さんのお店のスタッフと思い依頼してきてください




 
 
 

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